Fashion&Lifestyleカンパニーでは、メンバーそれぞれが好きなことをベースに自分を磨き、新たなビジネスへ果敢に挑戦し続けています。ここでは3名の社員たちの挑戦と成長のストーリーをご紹介します。
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SNSマーケティング
運営するブランドのファン獲得と売り上げ拡大を目指すために、SNSマーケティングの強化を提案したKさん。それまであまり注力されていなかったSNS運用の専任者として名乗りを上げ、役員の承認を得ると、SNS好きの知識をフル活用して試行錯誤しながら運用に挑戦しました。この取り組みの結果は…?
Y.K
Fashion&Lifestyleカンパニー
SNSマーケティングチーム
2020年入社
中央大学 文学部卒
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提案
ECや直営店を通じた直接販売の比率を高めたいというビジョンに対して、私が提案したのはSNSマーケティングでした。それまでは各ブランドの担当者がほかの業務と並行してSNSを運用しており、あまり注力できていなかったのが実情。一方で、私は高校生の頃からSNSに触れてきて、自分でアカウントを運用した経験もあり多少のノウハウを持っていました。そこで、SNSマーケティングの重要性と私を専任者にしてほしいということを役員にプレゼンテーション。わざわざ一人分のお給料を費やすことになるので、役員も慎重になります。しかし、新たなファンの獲得から店舗への送客に至るまでにSNSが与える影響の大きさをしっかり説明すると、「やってみろ」と背中を押してもらえたのです。
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現状理解
私がSNS運用を行うことになったのは、全部で4つの Instagram アカウント。当社オリジナルブランドの「PELLE MORBIDA」をはじめ、メンズ向けのバッグやスニーカーのブランドが中心なので、それまでの生活ではほぼ関わったことのないブランドばかりでした。しかし、ブランドのオフィシャルSNS運用者として、誤った情報を発信するわけにはいきません。そんなプレッシャーを感じつつも、まずは各ブランドの世界観をしっかり理解することから始めました。発信する言葉のトンマナや、ターゲットのペルソナ、リアルな購入層や取引先、さらには競合ブランドなど、あらゆる情報をいちからインプットしていきました。
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初挑戦
SNSを更新していくためには、投稿に使用する画像や動画といったクリエイティブが必要になります。もちろんブランドが用意した写真を使うこともできますが、それだけでは到底足りませんし、何よりSNSだからこそ見られるものが必要。そこで、撮影のディレクションから投稿素材の制作まで、自分で行うことにしました。カメラマンの手配や撮影スタジオの選定、撮影ラフの作成、当日のディレクションなど、最初は初めてのことばかりで苦労しましたが、自分でやらなければ投稿すらできない状況だったので奮起しました。また、画像や動画の編集ソフトを使うことにも初挑戦。スキルアップしていくことが楽しかったです。何事もチャレンジあるのみだと感じました。
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施策実行
単純に投稿を続けるだけでは、SNSアカウントへの注目度を高めることは難しいです。そこで、さまざまなキャンペーンやインフルエンサーに協力を依頼するなどの施策に挑戦することにしました。というのも、SNS運用の1つの目標としてフォロワー数拡大を目指しており、早くそれを実現したかったのです。例えば「PELLE MORBIDA」のアカウントは、私が運用を始める時にはフォロワー数およそ5,000でした。それを数ヶ月後には10,000フォロワーまで増やすことが最初の目標。そのためにブランドのペルソナに近しいインフルエンサーに投稿を依頼するなど、さまざまな施策を実行していきました。
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分析・改善
投稿や施策を実行しながら、その結果を分析することも大切にしていました。これは「いいね」をたくさんもらえるぞ、と自信があった投稿が予想ほど成功しなかったり、逆に何気なく投稿したものが予想以上の反響があったりと、実際にやってみなければ分からないこともたくさんありました。実績データをもとに「こんな投稿が喜ばれるのではないか」と仮説を立て、再び実行する。このPDCAを回しながら改善を続けていきました。この頃は朝から晩まで毎日SNSに向き合っていましたね。そうするうちに目標だったフォロワー数を達成し、さらにその2倍の数に到達。アカウントが成長するたびに、私自身も成長したと感じられてうれしかったです。
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効果実感
SNS運用を続けるうちに、少しずつ「SNSを見てお店に来ました」というお客様も増えてくるなど、効果を感じられるようになっていきました。新たにブランドを知って好きになってくれたお客様や、もともと興味はあったもののSNSを見てさらにファンになったというお客様も。こうした成果をモチベーションに、さらに大きな目標に向けて取り組んでいるところです。最近は「Instagram Live」の配信をスタート。生配信なので初めは緊張しましたが、配信中にたくさんのコメントをいただいたり、後日DMで「Instaliveを見て商品を購入しました!」といったお声が届くなど、配信前にはなかった反応も増えてきて、やりがいを感じています。