Last Update:2019.03.16
「アクア シャボン」は2019年5月に10周年を迎えます。せっけんの香りを特徴とする「アクア シャボン」が10年に亘りヒットし続けたのには、和を乱さない控えめな表現を好む日本人の伝統的要素と、清潔感を好み入浴やせっけんに慣れ親しんできた文化的背景が関係していたことが判りました。又、日本人が「せっけんの香り」を好む傾向にあることはリサーチ会社による調査でも実証されています。
そこで、「アクア シャボン」の10周年を契機として、「せっけんの香り」の魅力をより多くの方に伝え、今後も日本人に寄り添う香りとして多くの人に愛され続けることを願い、4月8日を「シャボン(せっけん)の香りの日」に制定しました。
「シャボン(せっけん)の香りの日」とは
名称:シャボン(せっけん)の香りの日
認定機関:一般社団法人日本記念日協会(※1)
申請者:株式会社ウエニ貿易
目的:「シャボン(せっけん)の香りの日」は、「せっけんの香り」の魅力をより多くの方に伝え、親しみを持っていただくために制定しました。東京オリンピック・パラリンピックを見据え、日本のシャボン(せっけん)の香り文化を海外へ!ほのかな香りでおもてなしの心を。「シャボン(せっけん)の香り」の更なる普及と浸透を目指します。
活動内容:今後も日本人に寄り添う香りとして多くの人に愛され続けることを願い、普及活動を行ってまいります。
制定記念イベントの実施(2019年4月8日)もします。
1)制定記念シンポジウム
2)ベストシャボニスト(「シャボン(せっけん)の香り」が似合う著名人)の表彰
「シャボン(せっけん)の香り」強化月間として店頭販促を強化致します。
【制定の背景詳細】
◆香り研究の第一人者による文化的観点による研究と検証
①石田かおり氏 [駒沢女子大学教授・博士(被服環境学)]
「せっけんの香り」は湯上りをイメージし、洗い髪や潤った素肌・素顔に想像が広がる。何も飾らない素材そのものに美を見出すことは日本の伝統だ。さらに「せっけんの香り」は湯上りに仄かに香る残り香でもあり、和を乱さない控え目な表現を好む日本の文化に合っている。このようにせっけんの香りは日本人が伝統的に美として愛で好んできた要素をいくつも備えており、根強い人気があるものと考えられる。
②平田幸子氏 [香水評論家、香りの専門誌『パルファム』編集長]
外国人は体臭を個性と考えており、個性に香水を重ねることで自分のオリジナルの香りを演出することが習慣となっている。それに対し、日本人は清潔感を好む傾向にあり、古くからせっけんを使うことに慣れ親しんでいる。人との心地良い距離感を重要視する傾向にあり、ほのかに香る「せっけんの香り」こそが、日本人に馴染む香りと言える。
◆日本人が「せっけんの香り」を好むことを実証する調査結果
好きな香りは、男女共に「せっけんやシャンプーの香り」がトップ
「好きな香りの種類」を聞いたところ、男性では「せっけんやシャンプーの香り」(46.5%)が最も高く、次いで「柑橘系の香り(レモンなど)」(37.8%)、「フルーツ系の香り(アップルなど)」(25.3%)。女性でも「せっけんやシャンプーの香り」(60.0%)が最も高く、次いで「柑橘系の香り(レモンなど)」(53.0%)、「フラワー系の香り(ローズなど)」(44.8%)と回答しています。